診療内容

内科

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風邪、インフルエンザ、感染性胃腸炎、気管支喘息などの各種感染症など一般内科の病気に対し、適切な医療を実施しています。
専門分野である糖尿病・メタボリックシンドローム、脂質異常症・痛風などの疾患については、患者さんとよく話し合い普段の食事や運動を心がけた生活の指導、個人栄養相談、適切な薬による治療を行い、患者さんをサポートします。高血圧、糖尿病、高脂血症、生活習慣病全般についてのお悩みは専門医にお気軽にご相談ください。
糖尿病のデータ(血糖・HbA1c)は迅速検査により90秒でわかります。
超音波・エックス線・電子カルテなど最新の医療機器を取りそろえて最適な診療・各種検診を行っています。
インフルエンザ・肺炎球菌・帯状疱疹などの予防接種も行っています。

当院での治療や検査

・内科について一通り対応いたします。
・糖尿病・内分泌専門医による適切な糖尿病・内分泌・甲状腺の病気の治療を行います。
・慢性疾患・生活習慣病については患者さんと良く話し合い適切な治療を決めます。
・採血の90秒後には血糖値とHbA1cがわかるので、検査の結果を待つことなくスムーズな診察が行えます。
・禁煙外来を行っています。禁煙を希望されるニコチン依存症の方は健康保険を使って禁煙を助ける飲み薬を用いた禁煙治療が行えます。

院内の検査機器により多くの検査が行えるので治療に有用です。

糖尿病内科

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糖尿病は、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンの作用不足で(血液中の糖を細胞が利用できずに)血糖値が高くなる病気です。血糖が高くなると口渇、多飲、多尿、易疲労感、体重減少、空腹感などの症状が現れます。症状はかなり血糖が高くないと現れないので、無症状でも放置はいけません。高血糖状態が続くと、失明する危険のある糖尿病性網膜症や透析の原因となる糖尿病性腎症、さらに動脈硬化の進行によって起こる心筋梗塞や脳梗塞など様々な合併症が起こります。
当院では糖尿病合併症が発症する前の状態から合併症が進んでしまった状態まで長期的な管理を行っています。
新しい飲み薬・注射薬・インスリンを組み合わせることにより血糖コントロールはかなり容易になってきています。
過体重の方に減量を期待できる薬(SGLT2阻害薬・GLP1受容体作動薬)があります。
指に針を刺さなくても腕にパッチをつけておくことで、自分の血糖をいつでも2週間連続してみることもできるようになりました(フリースタイルリブレ:インスリンを頻回注射している方で保険適応)。
院長は糖尿病専門医ですので豊富な治療経験があります。
患者さんそれぞれの病態・考え方・ライフスタイルに合わせ様々な治療が行えます。
個人栄養指導を含めた食事指導、運動についてのアドバイスも行っています。

糖尿病患者は年々増加しています。

糖尿病患者は年々増加の傾向にあり、その原因の一つとして近年の食生活の欧米化や自動車や交通機関の為の運動量の減少などが関係しています。
平成28年国民健康・栄養調査では糖尿病にかかっている人が1000万人、予備群(糖尿病が強く疑われる)が1000万人と推計されています。検査・治療をしていない人も多いですが・・・合併症が進んでから治療しても手遅れのことがあるので、早期発見・早期治療が重要となります。

このような症状が出たらご注意ください。

・やたらと喉が渇いて水分補給が欠かせない。
・頻繁にトイレに行きたくなる。尿の回数が多い。
・少し動いただけですぐに疲れてしまう。疲れやすい。
・食欲が異常に強くなる。いつも空腹感を感じる。
・食欲はあるのに体重が急激に減った。
・むくみが出る。
・手足の感覚がおかしい。しびれや痛みがある。
・傷が治りにくい気がする。
・物が見えにくい。

糖尿病の予防

糖尿病の原因の一つは生活習慣が大きな原因の一つとなります。糖尿病の大敵である食べすぎやコレステロールのとりすぎに注意し、運動不足を避けるようにしましょう。一方では肥満・食べ過ぎがなくても血糖を下げるホルモンであるインスリンがあまり出ていない方もいます。初期段階では症状はありませんので、年に一度は検診を受け、ご自分でチェックをする事が大事です。当院では生活習慣の改善の為のご相談など受けています。お気軽にご相談ください。

糖尿病の患者さんへのメッセージ

糖尿病は現在の医学では残念ながら完全に治すということは不可能です。生涯にわたって治療を継続することが必要となります。糖尿病の治療の目的は、最低限 高血糖による症状を起こさないようにすることですが、本来の目的は慢性合併症が進まないように健やかな生活を送り、糖尿病ではない人と同じ寿命を全うする ことです。血糖コントロールが不良の方は、これまでの生活で何が問題だったのか、これから血糖を良くする為に何ができるか、をできるだけ具体的に考えて計画し、実行に移してください。血糖コントロールがうまくいかなることもあるかもしれませんが、そこであきらめずうまく付き合っていきましょう。当院では悩める患者さんにできる限りのサポートを行います。

内分泌内科

内分泌代謝疾患は、ホルモンを作る内分泌臓器の障害により、ホルモン分泌の異常(増加又は低下)が起こった状態か、 またはそのホルモンが作用する対象臓器の異常(ホルモン受容体やホルモン情報の障害)により、ホルモン作用の異常が起こった状態です。 内分泌代謝疾患の中には糖尿病や高脂血症の様に患者数の多い疾患から、これまで原因不明の精神疾患(ノイローゼやうつ傾向など)として放置されてきた稀な疾患まで様々な疾患が含まれます。それ故、内分泌代謝疾患を正確に診断し、治療することは非常に重要です。内分泌内科とは、主にホルモンの異常による病気について、専門的な診断と治療を行う内科です。当院には日本内分泌学会認定内分泌代謝専門医がおりますので、下垂体疾患(先端巨大症・プロラクチノーマ・下垂体機能低下症など)・甲状腺疾患(バセドウ病・橋本病・甲状腺腫瘍)・副腎疾患(原発性アルドステロン症・クッシング症候群など)などの診断・治療を行っています。時々ですが専門医を受診していないために重要な内分泌の病気が見逃されている患者さんがいます。他の医療機関を受診しても診断がつかない体の不調が続くような方は、当院でホルモンの検査を受けることをお勧めします。