糖尿病診断基準が新しくなりました
2010年07月27日
今年の日本糖尿病学会で新しい糖尿病診断基準が発表され、7月1日より施行されています。簡単にいいますと、HbA1c 6.1% 以上 かつ 空腹時血糖126mg/dl以上 または 随時血糖(またはOGTT2時間血糖)200mg/dl 以上 なら、1回の採血で糖尿病と診断がつきます。(高血糖症状や糖尿病性網膜症がなく)血糖 HbA1cのどちらかが高い場合は糖尿病の疑いとなり再検査が必要です。これまでHbA1cについては6.5%以上で糖尿病ということでしたが、今回基準が厳しくなりました。この点はHbA1cの国際標準化という難しい問題が関係しています。この話は次回します。